「 応用技法編 」 一覧

静物画で、ラベル(ワイン瓶などの)の描き方はどうすればよいですか。

サトウさん 静物画で、ラベル(ワイン瓶などの)の描き方はどうすればよいですか? センセイ 瓶のラベルや箱のロゴといった模様は、デッサンにおいて悩ましい部分です。全く描かないと絵に「色気」が出ませんし、 …

重量感を感じさせるには?

タカハシさん デッサンで重量感を感じさせるには? センセイ デッサンが中級から上級へと進むと、単に形や質感、陰影を正確に捉えるだけでなく、その場の雰囲気やモチーフの重量感、描き手の意図といった、より内 …

写真とデッサンの共通点はありますか?写真の鑑賞方法も知りたいです。

サトウさん 写真とデッサンの共通点はありますか?写真の鑑賞方法も知りたいです。 センセイ 写真も絵画も、どちらも「世界の一部分を切り取ったもの」に他なりません。しかし、そのプロセスには違いがあります。 …

モチーフが多すぎて、色の調整が難しい。

サトウさん モチーフが多すぎて、色の調整が難しいです… センセイ 色のついた布の上に、カラフルなモチーフがたくさん置いてある。そんな、モノクロで表現するのが難しいモチーフを描く場合には、最後に全体を見 …

木炭で描くときに、細かい質感が表現しにくいのですが。

タナカくん 木炭で描くときに、細かい質感が表現しにくいのですが。 センセイ 木炭はデッサンで使われる代表的な画材で、素早く直感的な描画ができるという特徴があります。濃くしたいと思えば一瞬で濃くでき、逆 …

鉛筆のタッチを強く出すのと出さないのは、どちらがよいのですか?

ヤマダさん 鉛筆のタッチを強く出すのと出さないのは、どちらがよいのですか? センセイ デッサンにおける表現技法の一つに、鉛筆の描線をあえて残したまま描き進める「ハッチング」というものがあります。線の密 …

色をモノクロにするのが難しいのですが。

サトウさん 色をモノクロにするのが難しいのですが。 センセイ カラーで見えている現実の風景を、鉛筆や木炭を使って、あえて白黒のモノクロ世界に置き換える。デッサンとは、そういう作業ですから、なかなかうま …

モチーフの色や模様と、陰影が一緒になると、よく分からなくなります。

サトウさん モチーフの色や模様と、陰影が一緒になると、よく分からなくなります。 センセイ りんごのように、表面に複雑な色や模様があるモチーフのデッサンでは、「どこまでが模様で、どこからが陰影なのか」が …

光沢の表現と、理論を教えてください。

ヤマダさん 光沢の表現と、理論を教えてください。 センセイ 金属やガラスなどの「光沢」をデッサンで表現するには、「ハイライト」と「映り込み」の二つを押さえておくと良いでしょう。 まずハイライトについて …

人体を描く時、手足が小さくなってしまうのはなぜですか?

ヤマダさん 人体を描く時、手足が小さくなってしまうのはなぜですか? センセイ 人間の脳は、他人を認識するとき、主にどこを見ているのでしょうか。手足の形ではなく、もちろん「顔」で個人を判断しています。つ …

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