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解剖の本(骨や筋肉が載っているもの)は必要でしょうか?

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タナカくん

解剖の本(骨や筋肉が載っているもの)は必要でしょうか?

デッサンQ&A吹き出し用画像師匠
センセイ

全身と頭蓋骨の、前と横の図は、一つは持っておいてください。
人体を描くなら必須となります。

絵を描きなれていないと、表面の輪郭線だけを追いがちですが、
構造が分かっていないと描けないところが多くあるはずです。

また、骨の形を知っていると応用が効きます。
特に頭蓋骨は、一度スケッチしておいてください。
また、自分の顔を触ってみて、自分の顔で確認をしてみてください。

例えば、皮膚の上から触って、すぐ骨があるところがありますね。
顔なら、こめかみや眉毛の部分、耳の下の顎のぶぶんなど。
また、指の関節や、ひざもそうです。

こういう部分は、稼動したり、近くに耳があったりして、
肉がつくと不都合が多いところです。
この部分は、太っている人でも肉が付きにくいところです。
(太っていても、眉間が前に飛び出ている人はいませんね)

こういう部分を覚えておくと、体型の違う人や、年齢の違う人を
描き分けやすくなります。

例えば、年を取っているなら、先ほどの「骨がすぐ触れる部分」は位置を変えず、
それ以外を重力で下に引っ張るように、位置を下げながら描きます。
痩せているなら、頭蓋骨の形に近づけて描きます。
太っている人も、先ほどの「位置の変わらない箇所」を押さえた後、
それ以外に肉付けしていきます。

余裕がある人は、筋肉についても形を覚えておくと、
さらに描きやすくなりますので、トライしてみてください。

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でよくある質問をまとめたコーナーです。独学派の方も、学校で勉強している方も、ぜひ参考にしてください。


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