
プロの絵でデッサンが狂っているものがあるのはなぜ?

歌手は、発声練習の時の声で歌は歌いません。
デッサンもそうです。
筋力トレーニングをせずに試合に出るプロはいません。
デッサンも同じです。
絵のプロは、デッサンを見せ付けるために絵を描くわけではありません。
狂っているように見せている、または個性を出すために「狂わせている」など
自分の意思で絵をコントロールしています。
ピカソ10代のころの絵を見てみてください。
後に彼が自分の絵を自在にコントロールするために、
どれだけのデッサン力があったかが良く分かると思います。
逆にゴッホのように、デッサンがうまくいかずに苦労した画家もいます。
しかし、彼もデッサンやクロッキーをひたすら続けています。
自在に筆を操りたいのなら、仕事や普段の絵とは分けて、
別のところでデッサンをすることをお勧めします。