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描画方法を勉強したいのですが、どうすればよいですか?

デッサンQ&A吹き出し用画像男子高校生
スズキくん

描画方法を勉強したいのですが、どうすればよいですか?

デッサンQ&A吹き出し用画像師匠
センセイ

絵の世界にも、様々な「理論」が存在します。
多くの関連書籍が出版されていますので、一度読んでみるのも良いでしょう。
例えば、脳とイメージ認識という観点から書かれた本としては、ベティ・エドワーズ氏の「脳の右側で描け」が有名です。

また、遠近法(パース)に関する本も、非常に多く出版されています。
特に、絵画の歴史と絡めて解説された本は、人類の偉大な先輩たちが、いかに苦労して遠近法の理論を確立していったかが分かり、読み物としても大変興味深いものです。
ルネッサンス時代の遠近法や、黄金比といったテーマは、純粋な知識としても面白いものが多くあります。

歴史を紐解くと、時代ごとに独自の理論が確立されてきたことが分かります。
例えばレンブラントの時代、絵の技術は工房の先輩から弟子へと受け継がれるものであり、そこには確立された指導法があったことでしょう。
こうした歴史的な技法書なども、ある程度絵を描き慣れた方にとっては、参考にできる部分がたくさんあると思います。

近年では、書籍だけでなく、映像で技法を学ぶこともできます。
例えば、油絵の「ウェット・オン・ウェット」という古典的な技法を元にした、ボブ・ロス氏の画法などは、DVDなどでその手順を見ることができます。
その他にも、テレビやインターネットを通じて、様々な作家の制作過程に触れることが可能です。

まずはご自身が「どんな絵を描きたいのか」を考え、それに合わせて必要な書物や映像を選んでみるのが良いでしょう。

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デッサンでよくある質問をまとめたコーナーです。独学派の方も、学校で勉強している方も、ぜひ参考にしてください。


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