デッサンの壺- -デッサン あれやこれや-- デッサン質問箱 基礎技法編 応用技法編

仕上がりを見るといつも薄い印象を受けます。

デッサンQ&A吹き出し用画像男子高校生
スズキくん

仕上がりを見るといつも薄い印象を受けます・・

デッサンQ&A吹き出し用画像師匠
センセイ

「なんだか自分の絵は密度がなくて、迫力に欠けるな」と感じる場合、その原因は「色の薄さ」「描き込み不足」「タッチの粗さ」のいずれかにあることが多いです。

これらの問題の根底には、しばしば「描き出しへのためらい」があります。白い紙を前に、なかなか思い切りよく手が動かせず、少し描いては眺め、また少し…という、恐る恐るした進め方になってしまうのです。もし心当たりがあるなら、本格的に描く前に「準備運動」をしてみましょう。例えば、クロッキー帳の1ページを真っ黒に塗りつぶしてみるなど、何も考えずに手を動かす練習をするのです。そうすることで、制作の初めから勢いをつけることができます。

その勢いに乗って、もし自分の絵が「色が薄い」と感じるなら、もっと筆圧をかけて描いてみましょう。特に、一番暗いと分かっている部分は、薄い色を何度も重ねるのではなく、初めからしっかりと黒く描く意識が大切です。また、「タッチが粗い」と感じるなら、線を引くときの密度を意識してください。線と線の間に白い隙間が残っていると、画面全体の密度が下がり、白っぽく見えてしまいます。隙間をなくすように、丁寧に描き込んでいきましょう。

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デッサンでよくある質問をまとめたコーナーです。独学派の方も、学校で勉強している方も、ぜひ参考にしてください。


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