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石膏像を描くとき、台まで描くべきですか?

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タナカくん

石膏像を描くとき、台まで描くべきですか?

デッサンQ&A吹き出し用画像師匠
センセイ

石膏デッサンで使われる石膏像は、大きく分けて、首だけの「首像」、胸までの「胸像」、胴体の「トルソー」、そして「全身像」などがあります。
この中で、画面にどう収めるか、どこまで描くべきか特に迷いやすいのが「首像」でしょう。

首像には、円柱や四角柱の「台」がついていることがよくあります。
この台の部分は、デッサンで描いても描かなくても、どちらでも構いません。
また、石膏像の一部が画面から切れるような構図になっても問題ありません。

構図を決める際の基本的な考え方は、まず「台以外の石膏像本体」を、画用紙に大きくバランス良く配置することです。
その上で、結果的に台が画面に入るかどうかを判断します。

例えば、縦に長い首像を画面いっぱいに描けば、台は自然と画面の外にはみ出しますし、逆に横幅のある首像であれば、台まで含めて画面内に収まるでしょう。
また、「大顔面」のように、台座や壁に直接置かれているタイプの石膏像の場合は、像が台や壁に落とす影を描き入れることもあります。

最後に、石膏デッサンにおける注意点が一つあります。
石膏像は真っ白なので、明るい部分の輪郭が捉えにくく、つい背景に調子をつけて輪郭を浮き立たせたくなります。
しかし、特別な指示がない限り、基本的には背景は塗らず、紙の白地のままにしておきましょう。

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デッサンでよくある質問をまとめたコーナーです。独学派の方も、学校で勉強している方も、ぜひ参考にしてください。


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